INDEX

 

 ●ワタシのパニック障害TOP

 1.パニック・発症

 2.出産〜産後はうつへ

 3.病名判明

 4.通院の日々

 5.広場恐怖の克服

 6.発作の再発

 7.2人目を出産

 8.低迷期

 9.認知行動療法カウンセリング

 10.カウンセリングを受けてみて

 11.その後〜現在

 12.「完治」って、どういうこと?

 

 

 ●産後の「うつ」のこと

 

 

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 4.通院の日々   

 

     

 


こうして、病院通いの日々が始まりました。
しかし、何の知識も持っていなかったワタシは、気持ちが落ち込むことや不安が薬で解消する…ということがどうにも信じられませんでした。
それに、母乳をあげていたので、薬なんか飲んで大丈夫???
と、薬を飲むこと自体にものすごく抵抗があったのですが、先生に、ある程度長くかかるから飲み続けることが大事、授乳が心配ならミルクにしちゃえばいいし、この薬だったら、授乳してもたいした影響はない、と言われ、自分でも本やネットで「薬を飲んだら、こんなにラクになった!!」という事例を見たりしていたので、とにかくこの辛さから抜け出せるなら…と、飲み続けることにしました。

最初は抗不安剤でしたが、いろいろ試した結果、結局SSRI+頓服薬を飲むことになりました。

通院をはじめてから、パニック発作はだいぶ治まってきてはいたものの、ワタシを苦しめていたのは、典型的なパニック障害の症状、「予期不安」と「広場恐怖」でした。

【予期不安】
「またあの発作がおこるんじゃないか?!」と常に不安になる。「逃げだせないのでは!?倒れるのでは!?」と、次々不安になる。
パニック障害でない人でも、「この間車で気持ち悪くなったから、今日も心配だな」と、不安になることはあります。でも、ヤツに取り付かれている場合の不安は、そんな生やさしいもんじゃありません!! 本人の意思とは関係なく、「もうダメだ、死にそう!!」となるまで、ヤツが脳をいじくって認知をゆがめてしまうのです。

【広場恐怖】
「すぐには逃げられないんじゃないか?」「また発作が起きるんじゃないか?」といった予期不安から、拘束感のある場所や、密閉空間、すぐその場を離れられない状況を避けるようになります。
重くなると、外へ出ることすら困難になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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