INDEX

 

 ●ワタシのパニック障害TOP

 1.パニック・発症

 2.出産〜産後はうつへ

 3.病名判明

 4.通院の日々

 5.広場恐怖の克服

 6.発作の再発

 7.2人目を出産

 8.低迷期

 9.認知行動療法カウンセリング

 10.カウンセリングを受けてみて

 11.その後〜現在

 12.「完治」って、どういうこと?

 

 

 ●産後の「うつ」のこと

 

 

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 6.発作の再発   

 

     

 

ところが…。
ワタシは本当の意味で、克服した訳ではなかったのです。薬も要らなくなり広場恐怖はなくなった…かに見えましたが、一人で遠出はしたことはなかったし、不安な場所は、無意識に回避していました。

治っていたかに見えて、実はヤツはずっと、ワタシの中に潜んでいたのです。表面上、ヤツを追っ払ったことにワタシは安心していたのです。

ムスメが一歳二ヶ月になった頃、第二子の妊娠が発覚しました。
きょうだいが出来たらいいな、とは漠然と思っていましたので、自然に任せていたのですが…妊娠がわかると同時に、どっと不安が押し寄せました。
「一人でもこんなに大変なのに、2人なんてやっていけるんだろうか??」
「一人目の産後はうつになっちゃったけど、2人目もまたうつになっちゃったらどうしよう?!」

不安はいろいろあるけど、一人目の経験もあるし、しっかり備えをして立ち向かうしかない…と、覚悟を決めました。

が、ホルモンの影響もあるのか、やはり不安は募っていき、妊娠5ヶ月目にして、パニック発作が出てしまいました。
この時のワタシは、とにかくちょっとでも不安が来ること、発作が来ることを恐れていたので、ショックで、またまた広場恐怖が復活してしまいました。外出したり、乗り物に乗ったりすることが怖くなり、引きこもりがちになってしまいました。

しばらく医者からは遠ざかっていましたが、再び通院の日々が始まりました。
ワタシの先生は、妊娠中でも大丈夫な薬もある、ということで薬を飲むことをすすめました。
妊娠中は薬は×、と思っていたので、やはり躊躇しましたが、先生の「何よりもお母さんの心の安定が大事!!それが赤ちゃんのためでもある」という言葉を信じて、飲むことにしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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